長時間露光撮影+レタッチセミナー<中・上級者向け>
講師:米津 光 + 長瀬正太

遂に、あの「米津 光」が動く。15歳のときにはじめて長秒露光撮影に取り組み、以来半世紀を経て、独自の感性でミニマルな表現方法を確立。60秒長時間露光の名で知られる手法は、多くの風景写真家に影響を与えてきました。そんな米津さんのノウハウを惜しみなく公開します。そして、長時間露光に特化したレタッチ法をご紹介するのは、長瀬正太さん。「異端児/師弟コンビ」とも言える、NiSiでしか実現しない長時間露光セミナーです。今回は特別に、3つの特典をご用意しました 。さらに、人数限定で講師のお二人と写真について熱く語るチャンスも!

本セミナーは、以下のような方を想定したセミナーです。

  • 何を表現したいかを決めないまま、何となく長時間露光撮影をしてる人
  • 長時間露光に挑戦しているが個性ある作品に仕上がらない人
  • ただ綺麗な風景を撮ることに物足りなさを感じている人
  • 自分の写真表現にマンネリを感じている人
  • 長時間露光に適したレタッチを学びたい人

<講師からのメッセージ>

米津 光より:
ここ10年くらいでしょうか、風景作品において長時間露光が目立つようになりました。通常の風景写真とは違う肉眼では見えない世界が現れる長時間露光にあこがれ、実際に撮影している方も多いと思います。ただ最初は目先が変わった描写に満足するのですが、慣れてくると長時間露光という技法に頼るだけでは、何か物足りなさを感じている方も多くいます。長時間露光の新たな表現を求めて撮影場所を変えても、写っている風景が違うだけという結果となっては満足は得られません。セミナーでは長時間露光のマンネリから脱出する私なりの方法をお話ししたいと思います。

長瀬正太より
写真にとって大事な要素は「色 光 構図」。この3つの要素を根本に据えて考えればレタッチは決して難しくありません。フィルターを使用した長時間露光は特にシビアな露出コントロールを必要とする撮影法ですが、実際の長時間露光写真を見ながら体系的、かつ、少し深めなお話もさせていただきますので「自分の写真にベストなレタッチを施したい」という方はぜひご参加ください。

セミナープログラム

第1部 10:00~12:00
米津 光「長時間露光の新たな表現を求めて」

  • 長時間露光の魅力について
  • 長時間露光の機材について
  • 撮影手順について
  • 被写体の選び方について
  • 構図、色調、濃度について
  • よくある失敗とそれを防ぐ方法について
  • 個性的な作品にするための心構えについて
  • 質疑応答

第2部 13:00~15:00
長瀬 正太「長時間露光のレタッチ術

  • 導入
    1. レタッチの考え方(写真の三要素)
    2. レタッチに必要なツールを選ぶ
    3. レタッチを始める前の設定
  • 色の補正
    1. 写真の雰囲気を決める「色温度」
    2. 色のバランスを整える「色被り補正」
    3. 色の濃さを決める「彩度」
  • 光の補正
    1. 写真全体の明るさの調整
    2. 明る過ぎる部分の調整
    3. 暗過ぎる部分の調整
  • `構図の補正
    1. 「主題」を生かすためのトリミング
    2. 「バランス」のとれた構図とは
    3. 「ライン」で写真が引き締まる

実施概要

開催日時

20193月10(日)   10:00~15:00

開催地

セミナールーム  上野駅徒歩2分
東京都台東区東上野4丁目10-1 浅野ビル1F 地図

参加費

9,800円(税込)

定員 最大30名 (最小催行人数 15名)
*申込み先着順、定員になり次第締め切らせていただきます
講師 米津光/長瀬正太
持ち物 カメラ
特典 ●特典1
昼休みを利用した作品講評会(希望者)
講師二人が参加者の作品を講評します。
●特典2
米津光 風景作品A3オリジナルプリント じゃんけん争奪戦
●特典3
長瀬正太 オリジナル和紙プリント じゃんけん争奪戦
注意事項
  • 会場には駐車場がございません。公共交通機関をご利用頂くか、お車でお越しの場合は近隣の有料駐車場へお願いします。
  • 昼食はご用意しておりませんので、各自持参するか、お昼休みの間に外食してください。
  • ワークショップ中のビデオ撮影はご遠慮ください。
  • 参加者様の使用機材メーカーによっては使用方法などのご質問にお答えできない場合もございますこと、ご了承下さい。設定や操作が身についていない方は、カメラの説明書をご持参ください。

●お申し込み方法

以下のサイトから必要事項を記載してお申し込みください。

*セミナー終了後に講師のお二人を囲んで夕食会をいたします(夕食代は各自負担)。お店の関係で希望者のみ先着5名とさせて頂きますので、参加を希望の方は、申し込み時の応募フォームに記載をお願いいたします。

申込締切:2019年3月2日(土)

●講師プロフィール

米津 光  Akira Yonezu

1956年生。大阪芸大写真学科中退。その後独学で広告写真の道へ。本業の傍ら2005年より風景を被写体とした作品を制作。その作品がキヤノンカレンダー作家公募で制作作家に選ばれ、1年余をかけて2008年キヤノンカレンダー用に日本の風景を撮影。​その後も本業と並行して作品制作を続け、現在に至る。

主な受賞歴

第59回全国カレンダー展キヤノンカレンダー経済産業大臣賞
​第66回全国カレンダー展(株)タツノ カレンダー銀賞
APAアワード2008入選
HEARTLAND KARUIZAWA DRAWING BIENNALE2007入選
日本観光ポスターコンクール銀賞
ポラロイドピンホール写真コンテスト特選
International Creative Exhibition(リオデジャネイロ)出品
]International Creative Exhibition(ミラノ、バルセロナ)出品
コダック広告写真塾コンテスト最優秀賞
JPS展(日本写真家協会公募展)奨励賞 1989,1985
International Creative Exhibition(リオデジャネイロ)出品
APA展入選 2008.2004.2003.2002,2001.
2003 年鑑日本の広告写真入選 2003.2001.1999
その他多数

ウェブサイト

オフィシャルサイト

長瀬 正太 Shota Nagase

1975年生まれ 群馬県前橋市在住
デジカメ教室『Message』&写団「蒼」主宰
「日本写真協会」会員
ヒーコ」記事執筆&セミナー講師
「デジタルカメラマガジン」「NikonD810ムック」他 記事寄稿
「尼康鏡界」(Nikon中国公式Webマガジン)記事寄稿

展示会など

2013~2016年 「CP+」 阿波和紙ブース
2014年「HKU SPACE」個展(香港)
2014年「Photokina World of imaging」(GERMANY)阿波和紙ブース
2014年「Creative Japanese Artist in Milan 2014」(ITALY)
2014年「Ⅶ International Tashkent Photobiennale」(UZBEKISTAN)
2014年「長瀬正太 和紙写真展 ’心’」(東京新宿)(RICOH IMAGING SQUARE SHINJUKU)
2014年「Onward-Navigating the Japanese Future 2014」(Los Angeles)
2016年「Photokina World of imaging」(GERMANY)阿波和紙ブース
2017 年「静寂 -短歌と写真が織り成す美しい世界- 」 (沼田市)生方記念文庫企画展
2017 年「ぐんまの景観がこんなにも素晴らしい5つの理由」(群馬県)群馬県立自然史博物館企画展

常設展示

  • ヨガスタジオ ポスチャー様(前橋・高崎)
  • 新前橋かしま眼科形成外科クリニック様
  • オキュロフェイシャルクリニック東京様
    (クリニック様は見学の場合は長瀬まで要連絡)

Webサイト